オパールの歴史 in オーストラリア
全国的に寒いにが続いています。
店長は冷え性のため、足先、指先が冷たくなりやすいので、紅茶に生姜などを入れて「体の内側からも温まろう」を実施中です。
【オパールの歴史 in Australia】
1849年にドイツ人の地質学者、ヨハネス・メンゲ(Johannes Menge)が南オーストラリア州アンガストン(Angsaston,S.A.)近郊でコモンオパールを発見します。
これがオーストラリアで最初に発見されたオパールとなりました。
1890年に商業目的での採掘がホワイトクリフ(White Cliffs,N.S.W.)で始まります。
次いで1896年にクイーンズランド州オパルトン(Opalton,Q.L.)、1905年にライトニングリッジ(Lightning Ridge,N.S.W.)で採掘が始められました。
少し遅れて1912年に南オーストラリア州クーバーペディ(Coober Pedy,S.A.)、1930年にアンダムーカ(Andamooka,S.A.)で採掘が開始されます。
1890年代には市場へオーストラリア産オパールが出始めていました。
これまでに、これほど色や輝きの良いオパールを見たことがなかったため、ハンガリー人の採掘者が「本物ではない」と触れ回ったようでした。
1932年までには、東ヨーロッパ産のオパールが、良質のオーストラリア産オパールと競合できないとあきらめ、オーストラリアが世界屈指のオパール産出国として世間で知られるようになりました。
オーストラリアでオパールは、1993年7月27日に「国の宝石(National Gemstone of Australia)」に指定されました。